LUNAR ヴェーン飛空船物語は、船戸明里さんが描かれている、ゲーム「LUNAR」を原作としたスピンオフ作品です。
ゲームLUNARに登場する、ラスボスの魔法皇帝「ガレオン」。
彼の過去を描いた3本立てのストーリーになっています。

原作がゲームですが、未プレイでも十分に楽しめるお話になっていると思います。
また、3本仕立てのストーリーになっていますが、最後まで読んだあと、また初めから読みたくなるような構成になっています。
船戸さんの繊細なタッチで、ガレオンの儚い美しさが描かれており、絵を見ているだけでも満足することができます。
個人的に、大好きすぎて同じものを3冊持っています!

ゲームでは一切描かれることのなかった、ガレオンが主人公たちと対峙することになる前の過去。
彼の歩んできた人生。人種の差。相容れぬ人たち。考え方の違い。対立。
様々な要素が、美しくまとめあげられています。
ゲームでは詳しく描かれることのなかった、四英雄も登場します。特に、ダインとの話で、ガレオンのダインに対する思いなどをはかることが出来るでしょう。
ゲームをした方も、していない方も、船戸さんのファンの方も。ぜひ、読んでほしい作品です。